2013年7月25日木曜日

Richlandで新しいPCを自作してみた & Win8は本当にダメなのかを体験してみた

ここ最近忙しく・・・というより冬まで忙しいのですが,お金の余裕ができたこととKaveriが2014年にだすわーとなったので,新しいPCを組んでみました.
ノートしか持ってないのですが,ずっと母艦となりうるデスクトップPCが欲しいと常々思っていました.ただ,時間がない上、初自作だったのでかなり悪戦苦闘しましたね.
今回用いたパーツは以下の通り。価格は買った値段のまま(TSUKUMOとAmazon)

[パーツ]
CPU ---> AMD A10-6700 \16,219
M/B ---> GIGABYTE GA-F2A85XN-WIFI \10,375
CPUクーラー ---> BIG SHURIKEN 2リビジョンB SCBSK-2100 \3,480
メモリ ---> ADATA AX3U2133XW4G10-2X \9,272
HDD ---> TOSHIBA DT01ACA100 \5,740
光学ドライブ ---> LG CT30F \2,980
ケース ---> LIANLI PC-Q03B  \7,800
電源 ---> SilverStone SST-ST45SF-G/A \8,610
OS ---> Windows8 DSP版 \9,708
合計 ---> \74,184

本当はi3とミドルクラスのグラボで組む予定だったものの、ケースとCPUクーラー的に入るのか・・・?ということで、Richlandで電圧下げれば全然使えるだろうと思ってやめました。
電圧と周波数の制御はPSCheckでやっていますが、6700でもちゃんと動いてるようですね。
ベンチ云々はいろいろな人がしているので、自分はあまり見かけない、かつRichlandで組みたいけど迷ってる人が多分気にかけているであろう、CPUの温度を測ってみました。ソフトは、HWMonitorを使っています。

[CPU温度]
起動時 ---> 70℃~90℃
アイドル時 ---> 50℃~60℃
軽負荷時 --->  60℃前後
高付加時 ---> 60℃~70℃

といった感じでした。これは基本的に4.2GHz前後で動いている場合です。軽作業レベルであれば、2.3GHz程度まで周波数を落としたとしても、特に気にならないレベルで作業ができ、なおかつ55℃前後を維持できます。APUは小さいケースで使ってなんぼなので、発熱が少し残念な感じはしますが・・・.

また、今回はWin8を導入しました。
巷では、「スタートボタンないととか糞」、「UI変えすぎだろカス」といったような罵詈雑言が飛び交っていますが、スタートボタンあっても使わない、UI変えても、慣れるために手を動かすあの過程が好きな自分としてはもってこい。
以下,散々見飽きたであろうWin8のレビュー.

スタート画面はこんな感じ。かなりタブレットよりのUI。



スタート画面で文字を打つと、下の画像のようにPC内のアプリやファイル、設定の中からその文字を探すこともできますし、そのままStoreやStoreからいれたアプリでその文字列を検索することができます。ここは、従来より進化しており、使いやすいです。

また、Win+AltであればWin7では下のように動きます。



画像は下記URLから拝借
http://www.windows7taskforce.com/view/1466


Win8では、このような感じになります。



Metroのアプリを切り替えるようになります。Alt+TabではMetroアプリとPCアプリの切り替えになります。また、ついでですが、チャームはWin+Cで起動するみたいですね。

また、Metroアプリは、画面の右端か左端に固定(スナップ)することができ、Twitterのクライアントやメディアプレーヤー、またはニュースなどを固定しておくとかなり便利です。




やり方は画面上部にマウスポインタを持っていき、手の形がでたら下にドラッグするだけ。
また、もとに戻すには、左側か右側に固定されたアプリの上部をドラッグし、画面の下部にドラッグしてあげると、画面から消えます。

その他、Win7と比較してよかった部分は

・フォルダにある上部メニューがわかりやすくなり、Win7より見やすい。
・軽い。Win7が重いわけではないが、Win7比較であればかなり軽い。UEFIに正式対応したこともあり、起動も早いが、かなりOS自体の軽量化がされているように感じる。これはタブレットにいれることも考えると当たり前っちゃ当たり前だが、かなりいい感じである。
・個人的にデザインがマシになったように感じる。

逆に悪い部分は

・そもそもStoreのアプリがあまりない。便利なアプリもあるし、メジャーなアプリもだいたいあるが、個人で作ったアプリがあまりない。これから増えるとは思うが・・・。
・PCアプリのほうも対応しているものが少ない。開発の終わったアプリは多少困る。
・2段階ブートでLinuxをいれることが難しい。MBMがUEFIには対応していない.もちろん,grub-efiを使うことでインストールはできるが、いらなくなったときにgrubを消すのが面倒。
・Ubuntuのwubiが使えない.(一応いれることはできるらしい)

といった感じ。
総括ですが,周りがこき下ろすほど悪くないOSだと思います。操作方法が・・・デザインが・・・というのは、Win7のときから言われてることで、今さらという感じ。これは、年寄の、最近の若者は・・・というのと同じレベルだと考えています。
スタートボタンがない!!という人もいますが,8.1で復活しますし,今から8に移行して慣れておくのも悪くないです.