2012年12月22日土曜日

Ubuntu12.04におけるTex環境の構築

ダーツをすると、グリップがうまくいかずうーんとなるこの季節、卒論の締め切りがじわじわと迫ってきている人が多いと思う。そして、その卒論にはTexがいる。(特に理系学生は・・・)
なんだかんだ言ってTexは楽だと思うが、別に絶対使わないといけないっていうわけではないと思う。個人的に。
LibreOfficeがあれば、MathでTex風に楽に数式も書けるし、フォントもCentury Schoolbook Lなどがあれば綺麗に表示できる。
だが、研究室によっては、添削の関係上指導教官からTexを強要されることはたまにある。うちの研究室は強要される。
一応WinにもTex環境はあるのだが、つい最近開発環境をUbuntuに移行したこともあり、いちいちWinを起動させるのも面倒なので、Ubuntu12.04のTex環境構築、Texmakerの日本語化、日本語入力の変換の際、変換窓が黒くなる現象の回避、IPAフォントの埋め込み方法をまとめる。
次の記事では、開発環境とOpenCVのインストールでもまとめようと思う。

[参考URL]
Linux/Ubuntu -Tex Wiki

Tex環境を整えるにあたり、Texlive2012を用いている。
Ubuntu12.04はTexlive2011がパッケージングされているが、2011では日本語platexがEUC-JPにしか対応しておらず、いちいちUTF-8に変換する必要があった。2012ではここらへんは改善されており、platexがUTF-8に対応している。
しかし、Texlive2012はUbuntu12.10のパッケージであるため使用できない。
が、優しい人がいるもので、わざわざ12.04にバックポートしてくれている人がいる。
したがって、ありがたく使わせてもらおう。

[環境のインストール]

: $ sudo apt-add-repository ppa:texlive-backports/ppa

Enterを押することでバックポートされたtexliveがリポジトリに追加される。

: $ sudo apt-get update && sudo apt-get install texlive-lang-cjk xdvik-ja

日本語対応のxdviをいれるため、Texliveと一緒にインストール。ちなみに、IPAフォントを埋め込みたいということで調べている人はわかると思うが、okumura-clsfilesをインストールする方法を用いるブログがある。しかし、texlive-lang-cjkをいれるとconflictを起こしてしまい、okumura-clsfilesがインストールできない。そこで、本記事では別の方法をとる。

次はTexmakerのインストールを行う。Texworksより、見た目的にTexmakerが好きなのでこっちを使っている。

[Texmakerのインストール]
 : $ sudo apt-get install texmaker

あとは待つだけでTexmakerがインストールされる。実はTexmakerは日本語化されておらず、自分でするしかない。以下に日本語化の方法をまとめる。

[Texmakerの日本語化のための参考サイト]
Texmaker/インストール -TexWiki

上記サイトにて、自分のTexmakerのバージョンにあったものをダウンロードする。
Ubuntu12.04の人は3.4だと思う。
3.4を使う場合は、TexForumにログインしなければならないが、

ID : anonymous
PW : ほげ(ローマ字小文字で)

でダウンロードができる。
ダウンロードの後、解答したあと日本語化をする。

[Texmakerの日本語化]
 : $ cd Downloads(各自の解凍先)/texmaker-3.4_ja
 : $ sudo  cp qt_ja.qm texmaker_ja.qm texmaker_ja.ts /usr/share/texmaker

もしくは

: $ sudo cp /各自の解凍先/texmaker-3.4_ja/qt_ja.qm texmaker_ja.qm texmaker_ja.ts /usr/share/texmaker

でTexmakerのフォルダ内に日本語化ファイルを移動させる。
あとはTexmakerを再起動すれば自動的に日本語化される。

また、ibus-mozcを使っていると、日本語変換の際に、変換ボックスが真っ黒になってしまう現象が起きる。これは以下の画像のように、ドキュメント上で右クリックをし、

インプットメソッドを選択 ----> ibus

で回避することができる。



最後にTexmakerの設定を行う。
ここでIPAフォントの埋め込みの設定も同様に行う。

[Texmakerの設定]
オプション ----> Texmakerの設定 ----> コマンド




LaTeX     ----> platex -interaction=nonstopmode %.tex
Dvipdfm ----> dvipdfm -f ptex-ipa.map -p a4 %.dvi


Dvipdfmの-p a4はA4サイズに指定している。これがない場合でもA4サイズ指定になるが、もしB5サイズだったら打ち直すのが面倒だと思ったためつけている。A4サイズのみ扱うのであれば書かなくてもよい。
IPAフォントを埋め込むためには、ptex-ipa.mapが必要だ。texlive2012から標準でIPAフォントの埋め込みに対応したらしく、これをするだけで埋め込むことが可能となる。

次はビルドの設定

オプション ----> Texmakerの設定 ----> クイックビルド







上の画像のように、Latex + dvipdfm + PDFファイルを表示にチェックとすることで、ビルドの際F1を押すだけでビルドからPDFの表示まで一括でおこなってくれるようになる。

あとはTex サンプルとぐぐるなどして、数式が含まれている適当にサンプルをビルドして確認して欲しい。
PDFにフォントが埋め込まれているかどうかは、Evinceであれば

ファイル ----> プロパティ ----> フォントタブ

そこで下の画像のように、埋め込みのサブセットと書いてあれば埋め込みできている。




2012年12月18日火曜日

ArchBang 2012.12 [インストール編]

インストール編という大げさなタイトルですが、基本的にぐぐればでてくるので、自分が他の人のブログ等を参考にやったことのまとめ。
また、ちょこちょこブラッシュアップしています。

[参考URL]
インストールの参考ブログ。
Bubble, bubble, toil and cudd…
http://plaza.rakuten.co.jp/sorriman/diary/201201220002/

日本語入力の参考ブログ。
メモ帳/Linux
http://d.hatena.ne.jp/imate/20101212/1292154735

前提として、ArchBangをUSBやCDで起動していることが条件。
まずインストーラの起動。

   [インストーラの起動]
     Win + Space ----> Install

起動後、Choose your language(インストーラの言語を選んでください)と言われるため、Englishを選択。ArchBangにようこそと英語で出てくるため、そのままEnter。
以下、Englishを選んだときにでてくるメニュー項目だ。

   (1) Set date and time
   (2) Disk(s) preperation
   (3) Install system
   (4) Configure system

   (5) Install bootloader
   (6) Quit

上から順番どおり選択していく。
まず、(1)を選ぶことで、日付と時刻関連の設定をする。UTCかloaltimeか聞かれるため、以下のように選ぶ。

   [Set date and timeの設定]
     UTC ----> Asia
           ----> Tokyo

ちなみに、この時点で自分もUTCを選んだが、時間が9時間ズレ早い状態になってしまって戻らなくなってしまった。なので、localtimeを選んでも問題ないと思う。localtimeのときも同じようにAsia ----> Tokyoと選ぶ。

次に、(2)でインストール先のHDDパーティション設定する。
最初に、パーティショニングをすることになるのですが、これに関してはWin上で、MiniTool Partition Wizard Home Editionや、Ubuntu等他のグラフィカルなOSでGpartedを使うほうがわかりやすい・・・。
なので、今回は省略しています。
もしArchBang側でする場合は、rootに起動フラグをつけることを忘れないようにしましょう。
また、MBRをMBMにしている場合かつ、2段階ブートをする場合でも起動フラグを付けないといけないため、/dev/sdaを選択。
その後の設定を以下に。

   [起動フラグの設定]
     /dev/sda ----> cfdiskの起動 
                ----> Bootさせたいsdaの選択
                ----> Bootableを選択
                ----> Quit
                ----> DONE

これをしないと、MBMをいれたとき起動できないようです。
その後、swapで使用するパーティションを選び、次に/(root)で使用するパーティションを選ぶ。ここは上記の設定をすれば、なんとなくわかるため省略。どのsdaをSwapにするのか、rootにするのか忘れてしまった場合は、最初の設定にあったcfdiskを起動させて確認すれば問題ない。

その後、(3)でファイルのインストールを行います。自分の環境では、一気に95%まで到達したあと、5分ほど停止してしまい焦ったが放置しているとインストールが完了する

インストール完了後、(4)でシステムの設定をする。

   [Configure systemのメニュー]
     Root-Password
     User-Name
     Config-system

上から、rootのパスワード、rootの名前、システムの設定。上二つは簡単なので割愛。
Configを弄る際、使われるエディタがnanoなので、終了がCtrl+x、保存がCtrl+oなことを頭にいれておかないと、英語が苦手だと何をしていいのかわけがわからない。
以下にConfig-sytemの設定方法を記載。

[Config systemの設定]

/etc/X11/xrog.conf.d/01-keyboard-layout.conf

Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"


Option "XkbModel" "jp106"は、デフォルトであると書いていないので足す。loadkeys jp106でキーマップを読んでもjp106にならない?ので、気合で"などは探す。

/etc/vconsle.conf
KEYMAP="jp106"
 
    
/etc/locale.conf
LANG = ja_JP.UTF-8
     
/etc/locale.gen
ja_JP.UTF-8 UTF-8

コメントアウト(#)をはずす。 

/etc/pacman.d/mirrorlist
## Japan
Server = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch

上記以外のサーバーをコメントアウトする。(#を先頭にする。)


以上で(4)の設定は完了。これで使うのには問題ないレベルで日本語化されているはず。

最後に(5)の設定。ここでブートローダの設定をするが、なぜかMBRにしかブートローダをインストールできなくなっています。これはgrub2の問題っぽい。強引にgrub-installで行なってみても、自分の環境ではできなかったので、できた人がいれば報告が欲しいです・・・。

なので、今回はsyslinuxをインストール。syslinuxは自動インストールなのでsyslinuxを選択すればOK。
あとは、MBRにMBMを上書きすれば問題なくPBRからArchBangを起動させられます。

以上、(5)まで終われば再起動をしましょう。
起動してみるとわかります、非常に、非常にフォントが汚い上、日本語入力ができません。
その前にアップデートをしましょう。

 : $ packer -Syu

でアップデートができます。ここでコケたという人は、

 : $ sudo pacman-key --init
 : $ sudo pacman-key --populate archlinux

ArchLinuxは、パッケージ管理にpacmanを用いています。
ArchBangでは、packerというAUR(Arch User Repository)という、ArchLinuxのユーザーが作ったリポジトリも利用できるものを使用しています。他にもyaourtなどが有名みたいです。
オプションの-Syuは標準リポジトリの更新をしたあとAURの更新を行うオプションです。

アップデートが終わると一応再起動。
その後、見た目が汚いため日本語フォントを導入しましょう。

 : $ packer -S ttf-vlgothic otf-ipafont ttf-ms-fonts ttf-ubuntu-font-family ttf-droid ttf-ricty

これだけフォントをいれれば問題ないと思います。自分の環境であれば、再起動後UIがVLゴシックになってしまいました。上記のコマンドは適宜自分で欲しいフォントにしてください。個人的には、ソースコードやエディタのフォントはRictyがお勧めです。ArchLinux環境では自動で生成してくれるので非常にありがたい・・・。

その後、日本語入力するためにIMEをいれます

ここは好みですが、ibus-mozcが一般的なのでibus-mozcをいれます。

[ibus-mozcのインストール]

 : $ packer ibus mozc

mozcはビルドから行うので、割りと時間がかかります。しばらく待ったあと、~/.xinitricに以下を記入

export XMODIFIERS=@im=ibus
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
ibus-daemon -d

その後、Terminal上でibus-setupと入力し起動させましょう。
日本語入力が失敗する場合は、一度再起動を。

また、以下のコマンドでFirefoxを日本語化しましょう。

 : $ packer -S firefox-i18n-ja

ちなみに-Sはパッケージのインストールですが、-Rでパッケージの削除を行うことができます。

自分がArchBangをいれた感想ですが、非常に軽い。AcerのAO756というノートPCにいれているので、当たり前っちゃ当たり前なのですが、Ubuntuよりはるかに軽い上、Jupiterやgnome-power-managerも使えるため、ノートPCにもやさしく思ったより使いやすいです。
ただ、標準リポジトリやAURに欲しいパッケージがないときは初心者の自分にはつらいです。
ビルドする方法を学べばいいので、いずれ勉強していく予定です。
また、ArchLinuxはローリングリリースというリリース方式を取っているため常に最新のパッケージを使うことができます。その反面、噂によるとアップデートをすると環境が壊れることも多いらしく、初心者はメインではなく勉強がてらがいいかもしれないです。今のところ自分は何も問題はないですが・・・やはりOpenSuSEやUbuntuのほうが安定しています。
最後に、英語のドキュメントばかりなので、英語が苦手な人やUbuntuあたりの初期設定が楽なものと比べると労力がかかるのが難点です。
でも、魅力があるOSですので、Ubuntu重いなぁと思ってる人の選択肢の入ると思います。



2012年12月12日水曜日

ArchBangとSlax

今月に入って、ArchBangとSlaxがリリースされた。

ArchBangは、ArchLinuxというディストリの派生だ。
ArchLinuxは、ミニマルな状態から自分好みにしやすく、ミニマルであるが故に非常に軽いことが特徴だ。
しかし、日本語で解説しているサイトがほとんどなく、今年のいつだったか忘れたが、GUIインストーラがなくなってしまったせいでLinux初心者が手を出しにくくなってしまったのが弱点だろう。
しかし、英語のフォーラムがあるので、そこを参照すればたいていのことは解決されるらしい。
そんなArchLinuxの派生であるArchBangは、WMにOpenbox+tint2を使用、ショートカットキーがあらかじめ設定されている(CrunchBangみたい)、GUIインストーラがあるといったことが特徴である。
インストールの方法は次の記事で詳述するとして、感想としては軽い・・・が使いにくい。
使いにくいというのはUIがという意味ではなく、やれることが多すぎることと、やれることに対する情報の少なさが問題である。
ここらへんは、UbuntuやOpenSUSEのわかりやすさというものがいかに素晴らしいかわかる。初心者向きであるとも言えるが・・・。
インストール方法とインストール後については次回の記事に書きたい。

次にSlaxだ。
これは、KDEを用いたライブよりなSlackwareの派生ディストリだ。
特徴として、軽いこととマルチ言語対応であるということである。
もちろん日本語も対応している。
USBブートも非常に簡単であり、出先でつかいやすい。
実際は、時間がなく触ったのが15分程度だったため細かい感想は述べられないが、Slackware+KDEということで、見た目だけはOpenSUSEに似ているなという印象。
こちらのインスト―ル方法も次回の記事に書くこととする。

レポートが溜まっているせいであまりブログを書く時間がない・・・。
Linuxについて記事を書くと訪問人数が増えるが、一番書きたいダーツは人が少ない。
なんとかせねば・・・。

2012年12月4日火曜日

プロ

ダーツはただ投げるだけではなく、ちゃんとプロの試合もチェックしている。
PDCは範囲外だが、ソフトの有名所のリーグは見るようにしている。
PERFECT、JAPAN、World(JAPAN系列)は見ているが、個人的に熱いのはJAPAN。
それぞれのポイント差が少なく、誰が優勝してもおかしくない。

JAPANでは、松本篤選手と榎股選手がイチオシ。
ただ、ここ最近の試合で勝見選手が優勝してしまったので、予選落ちしない限り、総合優勝をもらっていく雰囲気。
松本篤選手は、あの独特のリズムが好きで、自分のフォームのリズムに取り入れたほど。そのおかげで、B以下を打つことが格段に減った。
榎股選手は、Worldのほうでも度々上位に食い込んでいる若い選手。
投げるときに肘が下に動くプレイヤーで、若さ故か華がある。
問題はメンタル面で、ひどいときはCCなんかを打つときがあり、克服できれば優勝争いに参戦できそう。

PERFECTでイチオシなのは、ここ最近復活してきた谷内選手。
昔はばかすか入れていたイメージだったが、少し前からスランプのようで優勝争いからは遠ざかってた。
だけど、今年の後半からスランプを克服したようで、準優勝まできている。
あとは来年までにどこまで調整できるか。
自分の店も持ったようで練習時間が取れるのか心配だけど、来年は打倒やんま〜を目標に頑張って欲しい。

関係ないけど、新しいバレルが欲しい・・・。
McCoyのSniperが気になる。
レビューしているブログがないため、人柱覚悟で買うかもしれない。

2012年12月2日日曜日

ダーツ_成績_2012/12/01

[MEMO]
RATE --- 12.46
PPD --- 23.5
MPR --- 2.65
COUNTUP --- 753

Rtが少しだけ上昇。
リリースのタイミングがズレているのか、ここ最近19が苦手。
逆に20は悩みに悩んでやっとコツを掴んだので、Tにはいるはいる。
ハウスダーツで投げてもトンパチでるくらい。
手首の返しを溜めるイメージを持つとうまくいくようになった。
そのせいで逆に19が入らないから悩ましい。
ハウスダーツで最近投げてみたせいで、トリニのベンジャミンモデルが欲しい。
ベンジャミン辞めてしまったのがもったいない。
トリニは出る大会の制約が多かったとかなんとか・・・。
The WorldのUstにたまにいるから面白いww

Twitterクライアント(Ubuntu編) [追記]

API1.1のほうはこちらに書いています.
API1.1になったあとの,Twitterクライアント[Ubuntu]

前回の投稿でMBMの解説をしたが、そのときに書いていたように私はUbuntuを基本的に使っている。
Unityがでてから、重いだの使いにくいだのと言われているが、それはデスクトップPCに限ると思う。
ノートPCであれば、ショートカットキーが多く(他の環境でも割り当てれば関係ないが)マウスをほとんど頼ることなく使うことができ、WIn7に比べれば軽量である。
デスクトップPCであればマウスを使う人が多く、ショートカットキーも無駄になりやすい。私もデスクトップPCで使ってみたが合ってない。KDEのほうが合っている。
そんなことはどうでもよくて、タイトル通りTwitterクライアントの紹介をする。
Win環境のほうがクライアントは多く、導入のしやすさは圧倒的に上だが、Ubuntu(Linux)にも面白い物は多い。
以下に、自分が使ってみて面白いor使える、できるだけマイナーな物をクライアントを紹介する。

[mikutter]
みっくみくに(ry
初音ミクをマスコットとしているクライアント。
名前とコンセプトはあれだが、Linuxにおいては非常に使いやすいクライアントであるためメジャー。
個人的には一番使いやすいと思う。
多機能であり、ショートカットキーも自分で割り振ることができる。
マルチカラムでリストの管理もしやすく、UserStream対応である。
また、開発も非常に盛んに行われており、今後も期待できる。
デメリットとしては、多機能さ故の設定の面倒くささと、不安定さ(最近はだいぶ安定してる)。

・インストール方法
以下からダウンロード
http://mikutter.hachune.net/

以下のコマンドを入力

: $ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
: $ sudo apt-get install ruby1.9.1 ruby-gnome2 libnotify-bin
: $ ruby mikutter.rb

最後のコマンドは、mikutter.rbのあるフォルダにて行う。

[gfeedline]
マルチカラムでUserStreamにも対応している。
多機能なmikutterとは違い、基本的にシンプルである。最近Facebookにも対応した様子。
見た目がシンプルなため、好きな人は好きだが、デメリットとしてショートカットキーの独特さがある。
ツイートウィンドウの表示がCtrl+Space、ツイートがAlt+Tである。
ツイートのショートカットキーとしては、Ctrl+Enter、Shift+Enterが多いため慣れる必要があるのが残念。
ここさえどうにかなれば常用できるが・・・。
設定ファイル弄ればいいのかな。

・インストール方法
以下からdebファイルをダウンロードし、インストール。
http://code.google.com/p/gfeedline/downloads/list

[Polly]
UserStream対応、マルチカラムで使いやすい。
このクライアントはバグがあり、ツイート画面をCtrl+nで開くのだが、すぐに閉じてしまいツイートできない。自分の環境だけかもしれないが・・・。
逆にそれがなくなれば、一気にメジャーになると思う。
というか、あまり話題にならないのはなぜ・・・。
アイコンはハッキリいってださい。

・インストール方法
以下からdebファイルをダウンロードし、インストール。
https://launchpad.net/polly

[earthquake]
Rubyを用いた、Terminal上で操作するクライアント。
ここ最近一番使っているクライアントでもある。
使い方が非常に独特で、使っていて面白い。また、カラーの割り当てによりTerminalっぽさはあまりない。
ツイートされた物に$aa,$abというようにアルファベットが割り振られ、それを用いて返信やふぁぼを行なっていく。

例)
Reply --- $aa Hello
Retweet --- :rt $aa
Favorite --- :favorite &aa
Conversation --- :thread $aa

といった感じである。
:favoriteと打つのはめんどくさいので、:fとするだけでふぁぼれるようにエイリアスを変更することもできる。
設定方法は今回は割愛。

・インストール方法
以下からzipファイルをダウンロード
https://github.com/jugyo/earthquake

[追記]
: $ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
: $ sudo apt-get install aptitude libssl-dev
: $ sudo aptitude install ruby1.9.1-full
: $ sudo gem1.9.1 install earthquake
: $ earthquake
"sudo gem install earthquake"は、/earthquake-maste/bin/内ですること。
libssl-devをearthquakeより先に入れないと、起動のときにエラーを吐く?
gemでearthquakeを一旦uninstallし、libssl-devをいれてもエラーを吐くため、gemとlibsslの関連付けの問題っぽい。 
Ubuntuの環境を再構築していたときに、自分は先に入れることで解決した。 
 
[tw]
最後に、earthquakeと同じようなTerminal上で操作するクライアント。
earthquakeはいちいち起動させないといけないが、twはそんなことしなくてよい。

例)
Post --- tw Hello
Timeline --- tw -tl
UserStream --- tw -st

といった感じで使う。個人的にearthquakeのほうが使いやすいが、つぶやくだけならこちらのほうがいい。
UserSteramを使いわけを-tlと-stでできるのが大きい。
しかし、UserStream中は別タブでつぶやかなければいけないのが面倒。
また、基本的にリプやふぁぼの仕方がわからない。
常用するにはearthquakeのほうがいいと思う。

・インストール方法
以下からファイルをダウンロード。
http://shokai.github.com/tw/

: $ sudo gem install  tw

基本的にearthquakeと同じで、bin内で行う。
もしgemが使えない場合は、earthquakeと同じ手順を踏むことでインストールができる(私はeathquakeをインストールあとにインストールしたためできるはず)

以上で紹介を終わる。
あともうちょっとなクライアントが多い。
Pollyとgfeedlineには期待してるからアプデ頑張って欲しい。

MBMを用いたデュアルブート

案の定ブログの更新が止まってしまった。
書くことは多かったものの、どれ書いたらいいやらレポート多いやらで暇がなかっただけ。

そんなことは置いといて、現在使用しているPCでは、WinとUbuntuのデュアルブートをしている。
Linux初心者の人にとって、Winの環境は崩したくないが、 だからといって仮想環境をしたことがある人は重いからHDDにインストールしたいと思っているだろう。
デュアルブートに関してぐぐってみるとわかるが、grub(Linux標準ブートローダ)もしくは、Win標準のブートローダを用いてデュアルブートすることが多い。
これらのブートローダは、確かにわかりやすく簡単に(解説ページの多さ、わかりやすさ的に)デュアルブート環境を作ることはできるが、ではいざ消すとなったらどうするだろうか・・・といった問題もある。
特に初心者の方は、使ってみた結果Winでいいやとなったり、いろいろ試してみたい、入れ替えるのが面倒という理由から、デュアルブートではなく、トリプル以上のマルチブートを試してみたくなると思う。
現に私も初心者であるため、Win、Ubuntu、OpenSUSEのトリプルブートをしている。
そこでオススメしたいのがMBMを用いた2段階ブートである。
基本的にOSの起動というのは、MBR(マスターブートローダ)から起動する。
grubを用いたデュアルブートは、Win標準のブートローダを上書きすることが多く、もしLinuxを消すとなると困ることが多い。
Win標準のブートローダを用いた場合は、Linux側の追加が割と面倒であるし、間違ってgrubを上書きしてしまうこともある。
MBMを用いた場合

MBM(MBR)→Win標準BR
               →grub

といった感じで、ブートローダの前にブートローダをかますこととなる。
MBMの利点としては、簡単にOSの入れ替えができることと、おっちょこちょいな自分の個人的な理由だが、起動させるOSを間違っても、次のブートローダで選べる点にある。
また、デメリットとしてインストールと操作が難しいことによる敷居の高さが挙げられる。

ごちゃごちゃと書いたが、自分も初心者であるため上記のことくらいしかわからないし、MBMの使い方もよくわからない。だが、解説サイトがわかりにくい(初心者的に)ことと、情報があまり新しくないという点からこの記事を書こうと思った。
ただ、自分の体力的にパーティションの切り方やBIOS等の話は割愛させてください・・・。

まずMBMをダウンロードしよう

・USBで起動させる場合
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se035596.html
・CDで起動させる場合
http://elm-chan.org/fsw/mbm/mbm.html

CDで起動させる場合は、MBMブータブルCDと書いてあるところからダウンロードする。
その中にisoがあるためCDに焼いて、BIOSによりCDドライブの起動を優先させ起動させる。
USBの場合、解凍した先にあるBIN内のMBM.144というファイルをUSBに書き込むこととなる。しかし、これはフロッピーの形式(だと思う)であるため、以下のソフトを使う必要がある。

・Unetbootin
http://unetbootin.sourceforge.net/

このソフトを使う注意点として、USBのフォーマットを事前に行う必要がある。
書き込み方法に関しては割愛。
というか見たらなんとなくわかると思うし、解説サイトも多い。
また、USBに書き込んだあと、CDと同様にBIOSにてUSBの起動を最優先にして再起動する。
すると、以下の画面が表示される。



ここの中で私達初心者が選択するのは3
3を選択することでインストールが開始される


上記のような画面になると思われるので、インストールするドライブを選ぶ。

















この際、USBでインストールする場合1を、CDでインストールする場合は0を選ぶ。
ここで失敗をすると起動しない(することもある)ことがあるので、気をつけたほうがよい。
基本的にこの選択で問題ないと思われるが、自作してる人は変わってくる可能性がある。
インストールはほぼ一瞬で終わる。
その後5を選択し、Restart(再起動)する。
すると以下の画面になる。


















画面の表示が違うと思う。初期画面を載せてよかったのだが面倒だった。
いつかPCを初期化するときについでに載せると思う
本題に戻るが、基本的にパーティションによって区切られたドライブや、接続しているドライブが表示される。

・F1 --- ヘルプ
・F2 --- リネーム
・F3 --- タイマーの設定
・F4 --- 各ドライブの設定
・Delete --- リブート(多分)
・Space ---自動起動する際の標準のドライブにする

これらが私達初心者が使うコマンドである。
他は一切使っていない。
F2でリネームができるのだが、この際*(アスタリスク)を先頭につけることでドライブを非表示にできる

例)
 *D_drive

これを用いてリネームし、ドライブを減らし、OSの名前をつけていく。
すると、さきほどの画像のようになると思う。
基本的にこれでMBMの設定は終わりである。

次に、Linuxをいれる際の注意点だ。
これはUbuntuにしろ、OpenSUSEにしろ、Fedoraにしろ共通の問題である。
それは、ブートローダをインストールする際に、MBRに インストールするのではなく、ルートパーティション(/パーティション)にブートローダをインストールすることである。
したがって、Ubuntunなどに見られる自動インストールは行わず、基本的に手動で行う。
Ubuntuは手動インストールに関しての情報が多いし、仮想環境で練習できるため調べながらやってみることをオススメする。
やり方教えて欲しいという要望があれば載せるけど、このブログを見てる人は基本的にいないため今のところ予定はない。