2012年12月2日日曜日

MBMを用いたデュアルブート

案の定ブログの更新が止まってしまった。
書くことは多かったものの、どれ書いたらいいやらレポート多いやらで暇がなかっただけ。

そんなことは置いといて、現在使用しているPCでは、WinとUbuntuのデュアルブートをしている。
Linux初心者の人にとって、Winの環境は崩したくないが、 だからといって仮想環境をしたことがある人は重いからHDDにインストールしたいと思っているだろう。
デュアルブートに関してぐぐってみるとわかるが、grub(Linux標準ブートローダ)もしくは、Win標準のブートローダを用いてデュアルブートすることが多い。
これらのブートローダは、確かにわかりやすく簡単に(解説ページの多さ、わかりやすさ的に)デュアルブート環境を作ることはできるが、ではいざ消すとなったらどうするだろうか・・・といった問題もある。
特に初心者の方は、使ってみた結果Winでいいやとなったり、いろいろ試してみたい、入れ替えるのが面倒という理由から、デュアルブートではなく、トリプル以上のマルチブートを試してみたくなると思う。
現に私も初心者であるため、Win、Ubuntu、OpenSUSEのトリプルブートをしている。
そこでオススメしたいのがMBMを用いた2段階ブートである。
基本的にOSの起動というのは、MBR(マスターブートローダ)から起動する。
grubを用いたデュアルブートは、Win標準のブートローダを上書きすることが多く、もしLinuxを消すとなると困ることが多い。
Win標準のブートローダを用いた場合は、Linux側の追加が割と面倒であるし、間違ってgrubを上書きしてしまうこともある。
MBMを用いた場合

MBM(MBR)→Win標準BR
               →grub

といった感じで、ブートローダの前にブートローダをかますこととなる。
MBMの利点としては、簡単にOSの入れ替えができることと、おっちょこちょいな自分の個人的な理由だが、起動させるOSを間違っても、次のブートローダで選べる点にある。
また、デメリットとしてインストールと操作が難しいことによる敷居の高さが挙げられる。

ごちゃごちゃと書いたが、自分も初心者であるため上記のことくらいしかわからないし、MBMの使い方もよくわからない。だが、解説サイトがわかりにくい(初心者的に)ことと、情報があまり新しくないという点からこの記事を書こうと思った。
ただ、自分の体力的にパーティションの切り方やBIOS等の話は割愛させてください・・・。

まずMBMをダウンロードしよう

・USBで起動させる場合
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se035596.html
・CDで起動させる場合
http://elm-chan.org/fsw/mbm/mbm.html

CDで起動させる場合は、MBMブータブルCDと書いてあるところからダウンロードする。
その中にisoがあるためCDに焼いて、BIOSによりCDドライブの起動を優先させ起動させる。
USBの場合、解凍した先にあるBIN内のMBM.144というファイルをUSBに書き込むこととなる。しかし、これはフロッピーの形式(だと思う)であるため、以下のソフトを使う必要がある。

・Unetbootin
http://unetbootin.sourceforge.net/

このソフトを使う注意点として、USBのフォーマットを事前に行う必要がある。
書き込み方法に関しては割愛。
というか見たらなんとなくわかると思うし、解説サイトも多い。
また、USBに書き込んだあと、CDと同様にBIOSにてUSBの起動を最優先にして再起動する。
すると、以下の画面が表示される。



ここの中で私達初心者が選択するのは3
3を選択することでインストールが開始される


上記のような画面になると思われるので、インストールするドライブを選ぶ。

















この際、USBでインストールする場合1を、CDでインストールする場合は0を選ぶ。
ここで失敗をすると起動しない(することもある)ことがあるので、気をつけたほうがよい。
基本的にこの選択で問題ないと思われるが、自作してる人は変わってくる可能性がある。
インストールはほぼ一瞬で終わる。
その後5を選択し、Restart(再起動)する。
すると以下の画面になる。


















画面の表示が違うと思う。初期画面を載せてよかったのだが面倒だった。
いつかPCを初期化するときについでに載せると思う
本題に戻るが、基本的にパーティションによって区切られたドライブや、接続しているドライブが表示される。

・F1 --- ヘルプ
・F2 --- リネーム
・F3 --- タイマーの設定
・F4 --- 各ドライブの設定
・Delete --- リブート(多分)
・Space ---自動起動する際の標準のドライブにする

これらが私達初心者が使うコマンドである。
他は一切使っていない。
F2でリネームができるのだが、この際*(アスタリスク)を先頭につけることでドライブを非表示にできる

例)
 *D_drive

これを用いてリネームし、ドライブを減らし、OSの名前をつけていく。
すると、さきほどの画像のようになると思う。
基本的にこれでMBMの設定は終わりである。

次に、Linuxをいれる際の注意点だ。
これはUbuntuにしろ、OpenSUSEにしろ、Fedoraにしろ共通の問題である。
それは、ブートローダをインストールする際に、MBRに インストールするのではなく、ルートパーティション(/パーティション)にブートローダをインストールすることである。
したがって、Ubuntunなどに見られる自動インストールは行わず、基本的に手動で行う。
Ubuntuは手動インストールに関しての情報が多いし、仮想環境で練習できるため調べながらやってみることをオススメする。
やり方教えて欲しいという要望があれば載せるけど、このブログを見てる人は基本的にいないため今のところ予定はない。

0 件のコメント:

コメントを投稿